うさぎ組・4才

【年間目標】
★身近な環境や出来事に興味関心を持ち、様々な方法で表現する。
★いろいろな経験を通して生活に必要な良い習慣を身に付ける。
★遊ぶ楽しさを味わう中で、保育者や友達との関わりを深めていく。

【今月のねらい】
〈生活〉
☆進級したことに喜びを感じ、新しい環境に慣れ安心して過ごす。
〈遊び〉
☆新しい担任や、友達と一緒に好きな遊びを楽しむ。

【先月の様子】
☆クッキー作り

 食育の一環として、クッキー作りを行いました。クッキー作りをすることを知ると、「今日クッキー作りだよね!?」と何度も保育者に尋ねる子どもたち。またワクワクし、お昼寝をしても早く起きてしまう子どもの姿まで見られ、子どもたちがすごく楽しみにしていることが伝わってきました。
 クッキー作りが始まると、真剣に給食の先生の話を聞き、生地を作りました。みんなやりたい気持ちがあると思いますが、ある程度ヘラで小麦粉と砂糖、牛乳を混ぜると、「はい。次の人どうぞ」と自ら友だちに譲る姿があり、とても成長を感じました。生地が完成し、型抜きでも給食の先生が丁寧に教えてくれました。型を抜くことだけでなく、プレーンとココアの生地を混ぜることや、箸を使って、目に見立てて点を書くことや、線を引くことが出来ると教えてもらいました。型抜きも夢中で行い、あっという間に生地全部を使い型抜きをしてしまったり、一方でじっくりこだわりを持って箸を使い、キャラクターをイメージして描いたりする姿も見られました。「みてー!くまさんにしたよ!」や「ピカチュウできた!」など形が出来る度に喜び、保育者に得意気に見せていました。
 そして夕食後に、完成した焼きたてクッキーを食べました。隣のクラスの保育者に声をかけ、「みてー!○○(自分の名前)が作ったー!」とたくさん見せたり、「ココアクッキーハートにしたんだ」とこだわりを説明する姿もありました。夕食後でしたが、頑張って作ったクッキーは別腹だったようで、みんなあっという間に完食していました。
食に対する力・意欲は、生きる力に繋がっていると言われています。楽しい食育を行うことで、『食』に興味や関心を持ち、日々の食事により向き合えるような保育を行っていきたいと思います。

☆進級に向けて
 あっという間に一年が経ち、保育者は寂しい気持ちですが、子どもたちは進級に向けて目を輝かせています。「未来のうさぎ組さん、どうしたら良いかな」と声掛けをすると、あっという間に自分たちで今すべきことを考え、行動する姿が見られ、以前にも増してより素敵なお兄さん、お姉さんになろうと頑張る姿が見られます。その他にも食器を定位置に並べ直したり、自分の食べられる量を考え、少なくしてほしい時は自ら保育者に伝えられるようにしたり等、少しずつ様々なことに挑戦し、進級する準備を頑張っていました。これからも様々なことに挑戦し、自分らしさを出しながら、伸びのびと過ごせるような保育をこれからも行って行きたいと思います。

(保育士 須田)

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