【今月のねらい】
〈生活〉
★年長クラスに進級することへ期待をし、自覚を持つ。
〈遊び〉
★友達と思いや考えを伝え合いながら工夫して遊ぶ。
【先月の姿】
インフルエンザが流行したことをきっかけに、自らマスクをつける子や、入念な手洗いやうがいをする子が増え、健康に気をつけようと意識する姿が多く見られました。うさぎ組最後の月は全員で元気に過ごしたいと思います。
〈節分〉
自分で作った鬼のお面をつけ、鬼の金棒のデザインをした升を持ち、節分の会に参加しました。「鬼来るかな?」「早く豆投げたい!」と期待を寄せ、ポーズを決めたり、怖い顔をしたりして鬼になりきって楽しむ姿がありました。節分のお話の絵本読み聞かせを集中して聞き、節分の意味や食べ物について、きちんと理解できたようでした☆その後、実際に鬼が来ましたが、怖がりながらも泣く子はおらず、しっかり豆をまいて自分たちの心の鬼も退治できたようでした。
〈不審者訓練〉
「不審者」とは何かを知っている子と、初めて聞いたという子に分かれましたが、とても真剣に話を聞いたり、「いかのおすし」の紙芝居を見たりして、自分事として不審者から身を守るにはどうすれば良いかを学ぼうとする姿勢が見られました。園内に侵入してきたらどうするのかを子どもたちなりに一生懸命考えて提案したり、気になることは積極的に質問したりする姿があり、実際に不審者侵入の合図が放送されると機敏に動いてしっかり避難することができました!外で遭遇したら、“ついていかない”“知らない人の車に乗らない”“大きな声を出す”“すぐ逃げる”“大人の人に知らせる”の「いかのおすし」を意識しながらデモンストレーションを行い、さらに身になる時間となりました。「お家にいる時にママたちが襲われたらどうするの?」と、お家の人を心配した質問もあり、様々な所まで想像を巡らせて考える様子が見られました。終了後も友達と逃げ方について話したり、保育室に貼ってある「いかのおすし」ポスターを見て復習する子もいたりと、とても意識の高い子どもたちで「さすが!」と関心でした。ご家庭でもぜひお子さんと話し合ってみてください。
〈文字遊び〉
うさぎ組になり文字に興味を持ち、あいうえお表を見たり、かるた遊びを通してひらがなが読めるようになる子が増えました。さらに文字に慣れ親しめるようにと、ひらがな50音を1枚1枚カードにしたものを使って出されたお題の言葉を作る文字遊びを行いました。ひらがなを読むことはほとんどの子ができていましたが、文字を作るとなると少し難しそうにする子や「っ」と「つ」の違いに戸惑う姿もありましたが、友達と協力しながら9~11個の言葉を作ることができました!楽しんで取り組む様子があったので、また活動に取り入れて文字への興味を広げられたらいいなと思います。
(保育士 吉松)
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