児童発達支援

 こんにちは。いつもご利用いただきありがとうございます。日差しに春の気配が感じられ、今年度も残りわずかとなりました。
今月は「児童発達の5領域」についてお伝えします。
 児童発達支援では、子どもが将来自分らしく安心して生活できるよう、発達を5つの領域に分けて捉えます。2024年の制度
改正により、この5領域をバランスよく育てるための「個別支援計画」の作成が必須となりました。一人ひとりの得意・不得意を
丁寧に知り、その子に合った支援を考える大切な仕組みです。

1.健康・生活
生活リズムや食事・排泄・着替えなどの習慣づくりを通して、心身が安心して過ごせる土台を育てます。焦らず、できたことを一緒に喜ぶ姿勢が大切です。

2.運動・感覚
体の動かし方や大きな動き・細かな動きの発達、音や光などへの心地よい反応を育みます。体を動かす楽しさは集中力や意欲にもつながります。

3.認知・行動
見る・聞く・覚える・考える力、その場に合った行動の選択、気持ちの切り替えなどを育てます。大人のさりげない声かけが理解の手がかりになります。

4.言語・コミュニケーション
言葉の理解や発語、ジェスチャーや絵カードなど多様な伝え方を身につけ、「伝えたい」気持ちを大切にします。
話すだけがコミュニケーションではありません。

5.人間関係・社会性
大人との信頼関係、友だちとの関わり、集団での過ごし方などを育てます。無理に集団に入る必要はなく、安心できる環境で少しずつ広げていくことが大切です。

 5つの領域は別々に見えてもつながっています。例えば体の安定は気持ちの落ち着きや学びにも良い影響を与えます。
これからも、子どもたちが日々の生活や遊びの中で自然に力を伸ばしていけるよう、丁寧に寄り添っていきます。保護者の皆さまと一緒に、お子さまの成長を温かく見守れればうれしいです。

放課後デイサービスの支援

【新年度に向けた関わりについて】

 ひまわり教室では、「安心して自分らしく過ごしながら、少しずつできることを増やしていくこと」を大切にしています。そのために、子どもの行動だけでなく、「なぜその行動が起きているのか」という背景や気持ちにも目を向けながら支援を行っています。
 例えば、活動の見通しが持てないと不安になりやすい子には予定をわかりやすく伝えたり、気持ちの切り替えが難しい子には落ち着く方法を一緒に見つけたりと、一人ひとりの特性に合わせた関わりを心がけています。できた経験を積み重ねることで、自信や安心感につながるよう支援しています。
 これから新年度を迎え、進級や進学、クラス替えなど環境の変化が増える時期になります。環境の変化は成長の機会となる一方で、不安や戸惑いから落ち着かない様子や行動の変化が見られることもあります。そのようなときには、予定を事前に伝える、安心できる声かけを行う、できていることを認めるなど、見通しと安心感を大切にした関わりが効果的です。

 こうした関わりは、ご家庭でも日常生活の中で取り入れることができます。例えば、「次にすることを短く具体的に伝える」「できたことをすぐに認める」「落ち着けた方法を一緒に振り返る」といった声かけが、子どもの安心感や意欲を育てることにつながります。
 事業所とご家庭が同じ視点で子どもの成長を見守ることで、より安定した成長を支えることができます。今後も保護者の皆さまと連携しながら、子どもたち一人ひとりの育ちを大切に支援していきたいと考えています。

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