療育では気持ちの理解、感情調整を促すための支援を行っていますが、お子さんの気持ちを言葉にすることは大切です。
家庭生活の中で、感情について話をすることが多い親子は、子どもの気持ちを伝える力と他者の感情を理解する能力を高めると聞き
ます。例えば、お子さんと公園で遊んでいて、帰る時間になったときにお子さんが泣き出したとします。「もう、帰る時間だね」「泣いていないで帰ろう」と言葉をかけるよりも、お子さんの気持ちをまずは言葉にして「遊びたかったね」「帰りたくないよね、悲しいね」と伝えたうえで、「また、遊びに来ようね」と語りかけるとよいかもしれません。できれば、「○○だから、悲しいね」と状況とセットが望ましいです。
気持ちを言葉にして伝えることは、お子さんが赤ちゃんの頃はされていたのではないでしょうか。赤ちゃんが泣けば、「よしよし、お腹すいたね。」と言ってミルクを飲ませる、飲み終わって満足そうにしていたら「ご機嫌になったね。」など。お子さんが大きくなるにつれ、少なくなるように思います。
赤ちゃんの頃とは、言葉をかける内容は違いますが、お子さんの気持ちに関心を持ち、言葉をかけていくことを「映し返し機能」ともいいます。この機能が、感情発達を促すことにつながると聞きます。
また、前述した「映し返し機能」は、子どもの気持ちを言葉にして伝えるのみならず、親の気持ちを伝えることも含んでいます。例えば、「お母さんも、一緒にあそぼうかな」「うれしいな」「どうしようかな」など独り言でもよいので、自分自身の思考を子どもに伝えることも
必要です。それにより、子どもは親の気持ちが理解でき、子どもの情緒の安定にも効果があるようです。
支援では特に、最後の自由遊びの時間にお子さんの表情から気持ちを言葉にして語り掛けること。また、指導員自身もお子さんと遊び
ながら「先生はこうしようかな」「おもしろいな」などと、お子さんに指導員側の思いを伝えるように意識しています。下は、プログラムに
ある「気持ちの言葉」の課題を行っているところです。

①状況理解のイラストを見ながら
「この子、困っているね。」「どうしてかな?」
「気持ちは?」と質問しています。


②上の写真は、あまり好きではない遊びに誘われたとき、
「どんな気持ちになる?」と質問し、適したイラストを選びます。
右の写真は、友達に伝えたらよいことを質問して、聞いた答えをボードに書き、指導員と一緒に復唱しました。

今年は「ホネホネガイコツ」と「モンスターバッグ」を作りました。
ガイコツは、顔や手足は描き、その他は輪をつないで作り、希望者は糸をつけて操り人形仕立てにしました。簡単な作業に見えますが、輪には切れ目の無いものとあるものの2種類があるため、交互につないでいく・腕脚各々の輪の数を間違えない・完成形をイメージして足や手の向きに気をつける等の課題があります。モンスターバッグは、間隔と長さを一定にした切れ込みを牛乳パック3周分入れていきます。集中力と根気も要します。個性豊かなガイコツとモンスターたちに満足し、笑顔でお友だちと見せ合う様子が見られました。
工作活動の目的は、素晴らしい作品を作ることではなく、説明を聞いて正しく行う、見通しを持つ、自分で選ぶ、考える、思考と手先の動きとを協応させる、集中力や根気を継続させる、思い通りにいかないときに気持ちを切り替える・SOSを出す・達成の喜びの経験を積むなど様々です。チャンスは年間で5回のみ。ご参加をお待ちしています。
ガイコツ作り




モンスターバッグ作り


最も幅広い種類の運動ができるテーマです。例えばジャンプ1つでも、踏み台の昇降・腕脚同時にグーパージャンプ・更にそれで移動・ボールを両脚で挟む・手叩きトランポリン・ジグザグや回転ジャンプ・ロディ…。楽しみながら体を動かし、様々な動きを最後まで一つずつ丁寧に取り組む狙いがあります。サーキットでは繰り返す中で自分なりの工夫を重ねていくこともできました。








こんにちは。いつもひまわり教室をご利用いただきありがとうございます。児童発達指導員をさせて頂いております鈴木薫と申します。いつもお子様から元気をもらっています。
私には二人の息子がおります。長男は来年4月から就職予定です。毎日多くの人に支えられ生活していますが、息子もその一人になります。親の私は多くの失敗をしながら共に成長させてもらいました。
春から無事に社会人になれるよう願っている毎日です。至らぬ点は多々ありますが、どうぞよろしくお願い致します。
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