児童発達支援

こんにちは。秋も深まってきました。読書の秋・スポーツの秋・食欲の秋、皆様どんな秋を味わっていますか?
今回は支援中での様子をお伝えしたいと思います。

〈その1〉
 A君が鉄棒の運動支援を行っていると、そこへB君も鉄棒を使いに来ました。B君はA君の鉄棒の姿を見てやる気が増したようです。一緒に鉄棒を使うことになりました。いつもぶら下がることが8秒ほどのB君はなんと!より長い間(20秒)ぶら下がれました。そこへ指導員が褒めている声に気づいたC君も「いれて」と担当の指導員とやってきました。
なかなか静かに待つことが難しいC君、この日は椅子に静かに座り、お友達の様子を見て順番を待つことができました。
更にはD君もにぎやかな空気を感じたのか覗きに来ました。いつも鉄棒に興味を持たないD君も、鉄棒にぶら下がることができました。この日、集まった子ども達はみんな椅子に座って順番を守り鉄棒にぶら下がりました!
 他にも、お友達を見て新しい技をチャレンジできたり、お互いに「がんばって」と応援したり、「上手にできたね」と年上の子が年下の子を褒めたり、一緒にいた時間の居心地の良さを味わえることがあります。楽しかったので「お楽しみは、さっきの友達と遊びたい」と色々な関わりが生まれます。支援中は色んな関わりが生まれることがあり、できるだけ丁寧に対応しています。

 他にも、お友達を見て新しい技をチャレンジできたり、お互いに「がんばって」と応援したり、「上手にできたね」と年上の子が年下の子を褒めたり、一緒にいた時間の居心地の良さを味わえることがあります。楽しかったので「お楽しみは、さっきの友達と遊びたい」と色々な関わりが生まれます。支援中は色んな
関わりが生まれることがあり、できるだけ丁寧に対応しています。

〈その2〉
 ひまわり教室で飼っていたクワガタが死んでしまいました。その姿を見て「また、新しいクワガタを買えばいいよ!」
「先生、土に埋めたら生き返るよ」との声が聞かれました。ある日は、壊れたものを見て「また買えばいいよ」という声も
聞かれました。支援の中で、命の大切さや物を大事に扱うことなど伝えていきたいと思います。

放課後デイサービスの支援

【SST:防災・避難訓練】

ねらい:指示理解、思考判断、集団行動

9月4週目は、地震を想定した避難訓練を行いました。その様子を紹介します。
 予期せぬ地震に備え、ひまわり教室では敢えて時間帯の予告をしていません。
以下は訓練の流れです。

①指導員がタンバリンの音と「地震です!」という言葉で合図
②すぐに机の四つ脚を両手で握って頭を守る
③防災頭巾で頭を守る
④揺れが収まった後、点呼、全員の無事を確認

訓練後は、今回の学習を室外や外出先など類似した場面で般化できるよう「学校内や通学路での避難行動」や「大久保通り周辺で倒れてくる物、落ちてくる物」等を学習しました。
 私たち指導員は、「警報を聞いて瞬時に気持ちと行動を切り替える」「集団に向けた指示を自分事として捉え、集中して聞く」「慌てず落ち着いた行動を取る」「周囲の様子を見て適切な行動を取る」等に焦点を当て、個々の達成状況を考慮しながら支援を行いました。
 このように、ひまわり教室では地震/火事を想定した防災教育を年2回実施しています。
 子どもたちは、室内外での大地震をイメージしながら危機意識を持って学習できました。

【運動:体力測定】

ねらい:粗大運動、模倣、ルールの順守

 今年の4月に実施した体力測定。10月は、記録更新を目指して取り組みました。
種目は、基本のテスト項目「反復横跳び」「立ち幅跳び」「垂直跳び」に加えて、「体支持持続」「左右両足跳び」
「両足連続跳び越し」「鉄棒ぶら下がり」「ポンポン投げ」「5m走」の中から、毎日3種目ずつ行いました。
 必要な力は様々で、跳躍、リズム、バランス、体幹、投力、体重移動等。支援前は、子どもの能力をアセスメントし、「模倣が得意なら視覚的に見せる」「言語理解が得意なら身体の使い方を細かく説明する」「必要であれば練習時にプロンプトを行う」など職員間で打ち合わせを行います。放デイは集団活動を基本としていますが、個々のスキルをアセスメントし、一人ひとりに合わせた方法で支援することを目指しています。
 学年が上がって半年が経ち、子どもたちは活動に落ち着いて取り組めています。それはとても良いことで、活動そのものに集中して自分の持てる力を発揮しながら楽しめている証拠だと思います。
 ひまわり教室のルールも身に付いて、自分の番が終わるとすぐに着席できました。

子育てハート便

池本先生

 こんにちは。放課後等デイサービスで指導員をしております、池本歩と申します。
 暑い夏が終わり、過ごしやすい季節となりました。秋には紅葉があり、
紅葉を見に行きたいと思っています。趣味と言えるものはあまりないですが、最近は山や海など自然に触れることが好きになりました。春には桜、夏にはひまわりなど季節の花を見に行くことも好きです。
 入職してからもうすぐ4年が経ちます。子ども達と関わっていく中で、繰り返し行っていくことが大事だということを学びました。同じことの繰り返しで意味があるのかと思いがちですが、できるようになる(覚える)には同じことを繰り返すことが近道だと思いました。
 できるようになると達成感を味わうことができ、自信にもつながります。自信がもてるように工夫しながら支援をしていきたいと思います。
 どうぞよろしくお願いいたします。

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