このところの外の気温の高さで、子ども達も少しぐったりぎみ…
ひまわり教室の支援を始めようとすると、お疲れぎみなのかシャキッとプログラムに入れないお子さんもいます。そんなときは支援の前にストレッチ運動を取り入れて、集中力アップをしてもらっています。
東京大学の名誉教授の小林寛道氏は、体幹の筋肉(体幹深部筋)を動かす効果について次のように述べています。
体幹深部筋というのは、背骨や骨盤周辺、また四肢のつけねにある筋肉の総称です。姿勢を保ったり、歩く・走ると言った
人間の基本的な動作にかかわる重要な働きをする筋肉であり、その代表的なものが背骨と足をつないでいる大腰筋です。
そして、これらの筋肉に刺激を与えると、意欲や根気、集中力が高まることがわかっています。
脳の集中力をアップするには、体幹の筋肉を意識して動かすことが大切だそうです。
今号では、集中してプログラムに取り組めるように準備体操で行っているストレッチをご紹介します。
また、これらのエクササイズの効果をアップするにはしっかり筋肉を伸ばし、また縮める事だそうです。
勉強や仕事の前に行っても集中力アップの効果が期待できますので、是非ご家庭でもお試しください。
8月14日から19日にかけて、放デイでは夏休み恒例のカルピスカフェを行いました。この活動は、子ども達が好きなカルピスを通して、楽しみながら人とのコミュニケーションや共同作業の大切さを学ぶことを目的としています。
コミュニケーション力
以外にも、聞く力や正しく作るといった、今までひまわり教室で行ってきた様々な活動の要素が詰まっています。
子どもたちは「コック」「ウエイター」「お客」の三役に分かれ、交代しながらそれぞれの役割をこなします。一つの役割だけでなく、他の役割も経験することで、他者の立場や役割の大切さを理解することができます。
カルピスカフェを行う事前準備として、室内の飾り作りや、コースター作りも行いました。また、お客様に出す招待状も子どもたちに書いてもらい、保護者の皆様や先生方に渡しました。昨年はコロナの影響もあり、子どもたちだけ作って飲むという形でしたが、今年は沢山のお客様が来てくれました。
いつもとは違う雰囲気の中で子ども達は緊張しながらも、来てくれた先生や保護者の方とのコミュニケーションを楽しんだり、責任を持って役割をこなしていました。
お客様からの笑顔や「おいしい」「ありがとう」といった感謝の言葉を受け取ることで、自分たちの作ったものが認められる喜びを感じることができ、より一層やる気を持って活動に取り組めました。
児童発達支援担当の池田みづほです。日々勉強しながら、楽しく支援しています。今年の夏は去年まで中止だったイベントが再開されて、楽しみが沢山ありましたね。私は旅行が好きで、コロナ禍以前はモロッコやウズベキスタンに行きました。それまで見たことのない景色に身を置くと、五感が研ぎ澄まされていくのを感じます。子どもたちにとっての毎日は、きっとそのくらい発見と驚きに満ちたものなのだろうと思います。最近「子育てはロマンティックに考えればうまくいく」と書いているのを読みました。物を擬人化して話したり、見慣れた景色にも一つ一つ感動して分かち合ったり、そんな風に日々を新鮮な気持ちで楽しめたら素敵だなと思います。余裕が無くなってしまう時もありますが、子どもたちから教えてもらえることに敏感でありたいと思っています。
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