8月に入り、厳しい日差しが照りつける中、皆様いかがお過ごしでしょうか。室内でも水分補給を心掛け、熱中症に十分注意しな
がら、お子様の支援に励んでおります。
ひまわり教室では、お子様の発達を支援するために様々な活動を取り入れています。今回は、「ひも通し」という活動がどのようにお子様の成長に役立つかをご紹介します。
「ひも通し」とは、小さなビーズや穴のあいたブロックに紐を通す単純ながらも効果的な活動です。この活動は、お子様の微細
運動技能を養うことに特化しており、手先の器用さや目と手の協応を高めるのに役立ちます。また、集中力の向上にも繋がります。
日常生活で必要とされる微細運動技能は、自立した生活を送るための基礎を形成します。書く、切る、ボタンをかけるといった
動作は、すべて微細運動によって支えられています。「ひも通し」の課題は、これらの基本的な技能を楽しみながら身につけるための一助となります。
今回、『電車好きさん』たちのために、線路をモチーフにした課題を作成しました。指導員は、「次はどこかな?」「わぁ、線路が
できてきたね!」と声をかけながら、お子様の取り組みをサポートします。課題に集中して取り組んだ後、お子様の表情には達成感が見て取れます。そして、課題が終わった後は、作成した線路で電車を走らせ、一緒に遊びました。
私たちは、お子様が遊びながら学び、成長していく姿を見守ることを大変嬉しく思います。今後もお子様の輝かしい未来のために共に取り組んでまいります。
今回は、体を支える運動、動作模倣を中心とした運動プログラムを行いました。ねらいは、『いろいろな動きを経験する、思ったように体を動かす』です。手本と同じ動きをするため、集中して見ないといけません。注意がそれないように簡単な動きから難しい動きへとレベルアップしながら行いました。
体を支える運動では、腕立ての姿勢から片手で体を支え、もう片方の手でボールを取るといった活動を行いました。崩れないようにしっかりと体を支え行うことができました。20秒で何個のボールを取ることができるかなどゲーム要素を取り入れながら行いました。
こちらの活動では、机にあたらないように机の下をくぐり、机の裏に貼ってあるアイテムを取るといったプログラムです。手や足、頭などどうすれば机にあたらないか考えながら通り抜けていました。
こちらの活動は、雑巾の上に乗り、大股で歩いて進む運動です。足を大きく開いて進むことがねらいとなっています。体が崩れないようにバランスを取りながら進むことができました。
イヤートレーニングでは、注意の持続、想像力、静かに聞くことをねらいとして行っています。様々なプログラムを通して聞く力を身に付けていきます。
音を聞くプログラムでは、決められた音が鳴ったときに手を挙げる活動や何の音かあてる音あてクイズを行いました。音あてクイズでは、何の音か想像しながら答えました。
紙を丸めるとクシャクシャと音がし、破るとビリビリと音がするように紙は様々な音がします。紙を手で持って揺らすだけでも音がします。指導員の音を聞いて、同じ音を出してもらいました。どのように紙を扱えば同じような音が出るか持ち方を変えたりしながら同じ音になるように考えました。
はじめまして、こんにちは。鈴木薫と申します。
私は体を動かす事、土をいじること、音楽を聴くことが大好きです。
毎回子ども達や保護者の方々から多くの事を学ばせていただいております。支援ごとに必ず1つ感じ取ることがあり、それを次の支援につながるように努めています。目標に向かいながら子ども達に「ひまわり教室は楽しい!」と思ってもらえるようプログラムを立てることは楽しみの1つです。子ども達を一人一人理解し、感性を大切により良い支援をできるようこれからも努めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
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