三寒四温の言葉どおり寒さと温かさが入り混じる毎日、体調を崩しやすい時期と思いますのでくれぐれもご自愛ください。
年も変わり、早くも年度末が近付いてまいりました。ひまわり教室では主に個別プログラムが多く、集団で行うのは年齢などを考慮して一部のお子さんです。個々の力を伸ばすための支援計画を立て取り組んでおりますが、活動が終わった時に行う“自由遊び”の時間に自然と集団ができる時があります。年齢や普段の生活では出会わない友だちですが、「○○くん、きょうはこないね」と関心を持って話すお子さんをよく見かけます。そんな時は一見、深く関わっているように見えませんが、隣にいるお友達を意識しているだけでも他と協調するチャンスだと感じます。「このこって電車好きなんだ」「ぼくも恐竜さわってみよう」「なんで泣いてるの、大丈夫」「一緒にかえろう」たくさんの関わりを通して成長していくお子さんたち、楽しいばかりでなく、人を思いやる、助けるなど自然と発生する素敵な場面があります。指導員はその場面で一緒に関わったり、子ども達を見守り支援させていただいております。“誰かと一緒って良いな”と感じ、集団で過ごすことの良さを感じる一助になればと思います。
今月の運動はバランス運動を行いました。
・バランス感覚を養う
・全身でバランスを取る経験をする
・バランスに関わる筋肉を鍛える
・体を動かす経験を通して自信を育む
をねらいとして行っています。バランス感覚を養い、運動能力UP
だけでなく姿勢が維持できるようになり、授業に集中することができるなど、様々な方面に変化が出てきます。
頭にカラーコーンを乗せて落ちないように、ヒヨコ歩きやペンギン歩きをする活動です。この他にはお手玉に変えたり、コーンを背中に乗せてクマ歩きをしたりして、全身運動をしながら行っています。さらに踏み台に乗ったり、ハードルをまたいだりして活動の難易度を変えて行っています。
一人一つカラーコーンの上にボールを乗せて、スタートの合図で全員が
お互いのボールを狙って落とす活動です。自分のボールに意識が向いていると、相手が近付いて来るのに気付かず落としてしまったり、相手から逃げる途中で落としてしまったりする様子がありました。何度も「もう1回!」と繰り返し行い、楽しんで行うことができました。
今月の集団遊びはボール遊びを行いました。ボール遊びでは、
・集団遊びでのルールを守る
・友達と協力する
・ボールをコントロールする
をねらいとして行っています。活動に取り組む際には事前に、応援する時の言葉遣いや態度について伝えています。
また勝ち負けのある活動には、負けたとしても“まあいっか”“次頑張ろう”といったポジティブな気持ちで取り組むよう伝えています。
バケツを持ち、投げられたボールをそこに入れていきます。手でキャッチすることが難しい児童も多い為、最初に大きいバケツを用意して、ボールの軌道や落下地点を予測して入れることで、少しずつ手でキャッチする動きの上達に繋げられるよう行いました。10球のうちどれだけ入れられるか
行い、はじめはなかなかバケツに入らないことがありましたが、徐々に
ボールを集中して見て、入れることができるようになっていきました。
決められた枠の中で転がってくるボールを避ける遊びです。逃げる姿勢を変えたり、ボールの大きさを変えたりして、難易度を変化させながら
幅広く楽しめるようにしています。子どもたちの中にも人気があり、
楽しめる活動になっています。
こんにちは。児童発達支援担当の大明と申します。今、一番関心のあることは予防医学と食生活、薬に関することです。医師の講演を聞くことや、本で情報を得るようにしています。今、イライラして落ち着きがない子ども、朝から起きられず不登校になる子ども、アレルギー症状のある子どもが年々増えているといいます。
食生活や生活リズムが乱れている影響が大きいようです。食事の場合は栄養のある物を摂取する足し算の考え方より、身体に悪い食べ物を食べない引き算の考え方が重要ということです。体に悪い食べ物とは、よく言われる食品添加物だけではありません。私たちが気にせず食べている食品にもたくさんあります。また、食事の食べさせ方やタイミングも大事です。療育以前に大事なことなので、面談の際などに保護者の方にもお伝えしていきたいと思います。
Copyright (C) 社会福祉法人杉の子会 All Rights Reserved.