【今月のねらい】
〈生活〉
★身支度や当番活動を意欲的に行い、自信を持って生活する。
〈遊び〉
★友達と思いや考えを伝え合い、一緒に協力して遊ぶ楽しさを味わう。
【先月の姿】
〈運動会〉
保育園生活最後の運動会が終わりました。年長児らしさを十分に発揮したきりん組。組体操の練習場所は人工芝の公園。公園ということもあり、遊んでいる子や散歩している方がいるのはもちろんですが、学生がサークル活動を行っており、ボールが転がってくるのも当たり前。子どもたちが集中して練習をするには過酷な環境でした。そんな環境でも、毎日頑張って練習した子どもたち。練習をはじめた頃は、技を決めた後の「やー」の掛け声が、力が必要な技になる程小さくなっていましたが、練習を重ねることで声を大きく出せるようになりました。技の迫力や完成度も高くなり、練習中に技を決めると、公園にいる方が「お~」と歓声をあげてくれたり、拍手をしてくれたりと、いつも温かく見守ってくれていました。そんな温かい環境の中で練習をする事で、日々自信を付け、運動会当日を迎えました。
運動会当日は、朝からハイテンションな子どもたち。「次は〇〇組だよね」「これが終わったら、きりん組の番だよね」と、自分たちの出番を今か今かと心待ちにしていましたが、他のクラスの応援も欠かさずに、全力で応援。子どもたちの元気な声が響き渡っていました。開会式から閉会式まで出番の多いきりん組でしたが、年長児クラスの役割をしっかりとやり遂げた子どもたち。子どもたちの、やり遂げた後の、安堵の笑顔と、達成感溢れる表情が忘れられません。最高の晴れ舞台を見ていただけたのではないでしょうか?競技名のサブタイトルに掲げた、~この瞬間を見逃すな~。まさに、どの場面も見逃してほしくない、そんな時間になったような気がします。最高にかっこよくて、輝いていたきりん組の子どもたちを、担任一同、誇りに思っています。
〈野菜の収穫を終えました♡〉
先日、6月から育てていた野菜の収穫を終えました。収穫量は、トマト189個、ピーマン16個、オクラが8個でした。運動会の練習が佳境に入ってからも、栽培している野菜のことを忘れなかった子どもたち。「お水あげてないからあげないと!」「枯れちゃったらかわいそう」と、子どもたちの口から聞くことが多かったです。それくらい、愛情を持って野菜を育てていたきりん組。来年度のクラスに気持ちよく使ってもらえるよう、土の処理やプランターの水洗い等も子どもたちが行いました。ゼロから始めた野菜の栽培はこれにて完結です。
〈おにぎりづくり〉
田植え、稲刈りを経験し、自分たちで収穫したお米を使用して、おにぎり作りを行いました。この日を楽しみにしていた子どもたちは朝から気合十分!どきどきわくわくしながら、おにぎり作りがスタートしました★最初は、お米研ぎから挑戦!白いとぎ汁が少しずつ透きとおっていくのを見て、「きれいになってるね」「美味しいおにぎりができるね」「はやくたべたーい」と、待ちわびる姿がありました。ご飯が炊けるまでは、保育室に炊飯器を置き室内で過ごしていたのですが、お米の匂いがしてくると、炊飯器の周りに集まり匂いを嗅ぐ姿がありました。無事に炊き上がると、いよいよお待ちかねの時間。「ほしの形にする」「ドーナツの形になったよ」等、自分の好きな形に握ることを楽しんでいました。自分で育てたお米を使って、自分で作ったおにぎりは格別な味だったようで、「おいしい〜」の声が溢れていました。全部で3種類の味を用意しましたが、きりん組ではシンプルな塩のおにぎりが大人気でした。
きりん組にとっては、保育園の一つひとつの活動に「また来年!」がありません。残り5か月ですが、一日一日を大切に、これからも楽しく思い出を作っていきたいと思います。
(保育士 山﨑)
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