【今月のねらい】
★保育者に見守られながら身の回りの事を行う。
★遊びや活動を通して保育者や友だちと関わりを持つことを喜ぶ。
【先月の姿】
●夏の遊び
水遊びの他にも、夏ならではの遊びを沢山取り入れました。寒天遊びでは、ひんやりとした温度とぷるぷるの感触が楽しかったようで、直接触ったりスプーンですくって容器を移し替えたりと、夢中になって取り組んでいました。特に、透明なプラスチックのコップがお気に入りで、移して光の当たる様子を見たり、メロンジュースやいちごジュースに見立てて、保育者や友だちに振舞ってくれたりしました♪また、氷遊びでは色水を凍らせた氷でお絵描きをしてみると、「つめたーい」と声を上げながらも色んな色の氷でお絵描きを楽しみ、描き終わると「もう1枚!」と画用紙を替えて何枚も描き続けていました。溶けた色水で色の混ざり合いをじっと観察したり、指で伸ばしたりと、子どもたちの表現の仕方が自由で、本当に面白いです。今後も季節ならではの遊びをどんどん取り入れていきたいと思います。
●食育
夏野菜に触れることを目的に食育を行いました!野菜の断面を写し取った絵本を読み聞かせを行うと、真剣な表情で絵本を見つめ、「トマト!」「おいも!」と知っている野菜の名前を答えていました。席に着いて野菜の入った覆いの中に手を入れて触ってみると、「あった!」と嬉しそうに感触を確かめ、「おっきいよ」と友だちと顔を見合わせる姿も見られました。最後は給食の先生に目の前で野菜を切ってもらい、手に取って断面を見てみました。オクラを手に「お星さま!」とびっくりしたり、ピーマンを覗き込んで「なにかある!」と種を発見したりと、思い思いに野菜に関わる様子がありました。食育の後は給食の野菜のお皿を手にじっくり観察して「○○がある!」と発見を楽しんで口に運ぶ姿も見られました♪今後も身近な食材に関心を持てるような活動を設定していきます。
●お友だちと一緒
遊びの中で友だちと関わる姿も更に増えてきました。仲の良い友だちに「一緒に○○しよう!」と誘ったり、給食を食べて「おいしいね」と笑いかけたりと、微笑ましい光景です。友だちと一緒にする事が楽しく、おままごとでは、友だちと同じように人形を背中に背負って「おんなじ!」と見せに行ったり、手を繋いで歩く様子を保育者に自慢気に紹介してくれたりする姿がありました。料理をお皿に盛り付けて友だちの元まで運び、「はい、どうぞ!」とごちそうしたりする様子や、目覚めた後に「おはよ!」と駆け寄ったり、「バイバイ!」のハイタッチをしたりと、遊びの中だけでなく、日常の生活の中で自発的な挨拶も増えてきました。また、身体が触れると安心するのか、夕食後の時間には体を寄せて寝転がって笑い合う微笑ましい姿もあります。玩具を使わなくてもはじける笑顔を見せてくれる子どもたちは本当に「楽しい」を見つけるのが上手だなと感心させられます。言いたい事を上手く言葉に出来ず、体が先に動いてしまうこともありますが、気持ちの代弁を繰り返し行っていき、子ども同士のやりとりがより充実していけるよう関わっていきたいと思います。
また、引き続き子どもたちが安心して過ごし、遊び込むことができる環境づくりに努めていきます。
(保育士 小沼)
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